「エアメールに使う封筒って、普通の封筒でも大丈夫?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論から言うと、基本的には市販の封筒でもエアメールとして送れます。
でも!ちょっと待ってください。
封筒の「サイズ」にはしっかりとした基準があるので、適当に選んでしまうと、郵便局で「これは送れませんね…」なんてことになってしまうことも。
この記事では、
- エアメールに適した封筒のサイズや種類
- 国際郵便の宛名の正しい書き方と切手の貼る位置
- エアメールの料金や到着までの日数の目安
こういったポイントを、ひとつずつわかりやすく解説していきます。
最近では、メールやLINEなどのやり取りが主流になっていて、エアメールなんて「学生時代の英語の授業で触れたっきり」という人も多いかもしれませんね。
(筆者もそのひとりでした…!)
でも実は、海外に住む友人に手紙や写真を送りたくなったとき、いざ書こうと思っても「どうやって送るんだっけ?」と戸惑う方が少なくないんです。
そんな時こそ、この記事を参考にしてもらえたらうれしいです!
エアメールって、やってみると意外とカンタン。
デジタルな連絡手段も便利だけど、手紙の温かみやワクワク感って、やっぱり特別なんですよね。
これからエアメールに挑戦してみたいという方はもちろん、久しぶりに手紙を出してみようかな?と思った方も、
封筒選びから切手の貼り方まで、ぜひチェックしてみてください!
実際、エアメールを書くときって、ちょっとした旅行気分になるのが不思議です(笑)
送る相手の国をイメージしながら、「この手紙が海を越えて届くんだな〜」って思うと、なんだかワクワクしてきますよ。
エアメール用の封筒ってなんでもいい?選び方のコツやポイントをまるっと解説!
実はどんな封筒でもOK?でもサイズには要注意!
「エアメール=赤と青のしましま封筒」っていうイメージ、ありませんか?
あの定番デザインを見ると、なんだか“いかにも海外に送るぞ!”って感じがしてワクワクしますよね。
でも実は、エアメールって、あの封筒じゃなくても全然送れちゃうんです。
市販の普通の封筒でも大丈夫!
むしろ最近は、季節感のあるデザインや和風の柄入り封筒など、ちょっと工夫することで、受け取った相手にも「おっ、なんかいい感じの手紙が届いたぞ」と喜んでもらえるかもしれません。
ただし!
封筒のどこかに「AIR MAIL」としっかり書く or シールを貼る必要があります。
これは郵便局でエアメールとして処理してもらうための合図なので、忘れずに。
「AIR MAIL」のスタンプやシールは文具店などで売ってるので、ひとつ持っておくと便利ですよ〜。
普通の封筒でエアメールを送るときは、サイズ確認をお忘れなく!
封筒のデザインよりも大事なのが「サイズ」です。
サイズが基準を外れてしまうと、エアメールとして受け付けてもらえないこともあるので要注意。
事前に封筒の大きさを測っておくと、郵便局での手続きもスムーズです♪
▼エアメールで送れる「定型サイズ」はこちら!
項目 |
基準値 |
長辺 |
14〜23.5cm |
短辺 |
9〜12cm |
厚さ |
最大1cm |
重さ |
最大50g |
「このサイズ内なら安心!」というわけですね。
▼さらに、「定型外サイズ」の目安はこちら!
項目 |
上限 |
長辺の最大 |
60cmまで |
三辺の合計(縦+横+高さ) |
最大90cmまで |
重さ |
最大2kgまで |
もしこれを超えると「国際小包」扱いになって、料金もガツンと上がります。
「ちょっと入れすぎちゃったかも…」というときは、郵便局で事前に確認してもらいましょう!
エアメール封筒はどこで買える?郵便局には売ってないって本当?
あの定番の赤青ストライプ封筒、ちょっとレトロでおしゃれですよね。
なんか映画に出てくる“海外から届いた手紙”感があって、テンション上がります。
でも実は、この封筒、郵便局では販売していないんです。
意外ですよね。
ではどこで手に入るのかというと…
こうしたお店で見つけることができます。
最近は100均でもかわいいデザインのエアメール封筒が手に入るので、気軽に挑戦できますよ♪
余ったエアメール封筒、国内で使ってもいいの?
「前に海外に手紙を出すために買った封筒、けっこう余ってるんだけど…」という方もいるはず。
そんなとき、そのまま国内用として使っちゃってもOKです!
ただし、そのままだと「AIR MAIL」と書いてあるので、
「海外に送るのか?」と誤解されちゃうことも。
そんなときは、「VIA AIR MAIL」の部分を修正テープで消す、または二重線で消して使えば問題なし。
ちょっとした工夫で、封筒も無駄にせず使えます。
ちなみに筆者はこの方法で、ちょっと“海外感”のある国内の手紙を演出して楽しんでます(笑)
エアメールで送れる中身って何がOK?何がNG?
「手紙は大丈夫だとして、他に何が送れるの?」と気になりますよね。
エアメールで送れるのは以下のようなものです。
送れるもの |
補足説明 |
手紙 |
一番基本の内容物。文通に◎ |
書類 |
契約書やレポートなどもOK |
雑誌・パンフレット |
サイズや重さが基準内なら可 |
CD・DVD |
内容確認されることもあるので注意 |
薄くて軽いものに限る |
逆に、以下のような「モノ」は送れません!
- 衣類(Tシャツなど)
- おもちゃや雑貨
- 食品類(お菓子もNG)
- 文房具などの小物
これらは「非書類」とみなされてしまい、通常のエアメールとしては送れません。
プレゼントを送りたい場合は、国際小包など別の方法を使いましょう。
また、「販売目的」の荷物もNG。
あくまで「個人的なやり取り」であればOKというルールです。
エアメールの中に入れるものは、念のために一度「これは本当に送って大丈夫かな?」と考えるクセをつけると安心ですね。
エアメールの封筒、どう書けばいい?住所の書き方・切手の貼り方までしっかり解説!
国内とは違うルールに注意!エアメールの宛名・差出人の正しい書き方
エアメール用の封筒を手に入れたら、次に気になるのが「どうやって書けばいいの?」ってところですよね。
国内郵便とちがって、国際郵便にはちょっとした“お作法”があります。
特に重要なのが、「英語またはローマ字で書くこと」。
これ、うっかり日本語で書いちゃうと、届かない可能性もあるので要注意です!
まずは差出人の情報から書いていきましょう。
差出人(あなた)の情報は、封筒の左上に記入します。
▼差出人の記入例(ローマ字)
- 氏名
- アパート名・部屋番号(ある場合)
- 番地・丁目
- 町名・村名
- 市区郡
- 都道府県
- 郵便番号(ZIP CODE)
- JAPAN(国名は大文字で!)
つまり、日本での住所の書き順とは逆になります。
細かい場所から、だんだん大きなエリアへ向かって書いていくイメージですね。
次に、受取人の情報は封筒の右下に。
こちらの文字は差出人よりも大きめ&見やすく書くのがポイント!
▼受取人の記入順(例)
- 氏名
- アパート名・部屋番号(あれば)
- 番地・ストリート名
- 市名、地域名、州名
- 郵便番号(ZIP CODE)
- 国名(こちらも大文字で)
書き慣れていないと「なんか逆で変な感じ…」と思うかもですが、慣れてしまえば結構スラスラ書けますよ。
そして封筒の左下には「AIR MAIL」と明記しておきましょう。
これを忘れると普通郵便扱いになってしまう可能性もあるので、大事なひと手間です!
もし、グリーティングカード(クリスマスカードや年賀状など)を送る場合は、内容がわかるように「Greeting Card」や「X’mas Card」などと封筒の表面に黒または青のペンで記載するか、郵便局で「カードを送りたいんです」と一言伝えておくと安心です。
実際、封筒の表書きが少し丁寧になっているだけで、受け取った側の印象もグッと良くなりますよ〜。
切手はどこに貼る?エアメールならではのルールとは
切手を貼る位置も、国内郵便とは同じようでちょっと違う部分があります。
貼る場所はズバリ、「封筒の右上」です!
「え、それだけ?」と思うかもですが、これが意外と大事。
差出人は左上、受取人は右下に住所を記入するので、右上だけが切手の“安全地帯”なんですね(笑)
宛名を書き始める前に、切手を貼るスペースをちゃんと確保しておくと、あとから「貼る場所がない…!」なんて慌てずに済みます。
また、切手はただの“料金支払い手段”ではなく、ちょっとした演出にも使えます。
季節や日本文化をテーマにした記念切手を選べば、海外の相手にとってはちょっとした“おみやげ”にも。
筆者も桜や富士山デザインの切手を貼って送ったら、「切手もかわいかった!」って喜んでもらえました。
エアメールはポストから投函できる?実はとっても簡単!
宛名を書いて、切手も貼ったら、あとは発送するだけ!
でも「国際郵便って郵便局に行かないと出せないのでは…?」と不安になる人もいるかもしれませんね。
安心してください、ちゃんと料金さえ合っていれば、ポスト投函もOKです!
だし注意点がひとつ。
ポストに投函する前に、封筒の重さとサイズを事前にチェックしておきましょう。
郵便局に持って行ってその場で計ってもらうのが確実ですが、自宅にキッチンスケールがあるならそれでおおよその重さも確認できます。
「切手は何円分必要?」という疑問には、郵便局の公式サイトや窓口で確認するのが一番正確です。
ちなみに筆者はいつも、記念切手と普通切手を組み合わせて送ってます。
見た目も楽しくなるし、相手に喜んでもらえるのが嬉しいんですよね〜。
エアメールの料金はいくら?届くまでの日数はどれくらい?気になる詳細をチェック!
エアメールを送ろうと思ったとき、やっぱり気になるのが「いくらかかるの?」と「いつ届くの?」ってところですよね。
まず、エアメールの配達日数は、送り先の国や地域によってバラつきがあります。
ざっくり言うと、近いアジア圏なら2〜5日、遠いヨーロッパやアメリカ方面でもおおよそ1週間前後で届くことが多いです。
ただし、これはあくまでも目安。
天候、祝日、税関でのチェックなどによっては、予定よりも遅れることもあります。
「ちょっと余裕を持って出しておこうかな〜」という気持ち、大事です!
ちなみに、郵便局の公式サイトには「配達日数表」が公開されているので、送りたい国がある場合はチェックしておくと安心です。
リアルタイムの国際情勢などにより、一時的に遅延が出ている国もあるので要注意。
ではここで、主要な国の“標準的な配達日数”を表でまとめてみました!
▼主要国の配達日数目安
地域 |
国名 |
到着までの日数(目安) |
アジア圏(近場) |
韓国 |
2〜4日 |
中国 |
3〜5日 |
|
南アジア |
インド |
5〜7日 |
欧州(ヨーロッパ) |
イギリス |
4〜6日 |
フランス |
4〜6日 |
|
ドイツ |
4〜6日 |
|
北米 |
アメリカ |
5〜7日 |
カナダ |
5〜7日 |
|
オーストラリア |
5〜7日 |
|
南米 |
ブラジル |
6〜8日 |
いや〜、意外と早く届くんですね。
ちょっと感動です。
そして、次に「料金」についても触れておきましょう。
エアメールの送料は、主に以下の3つで決まります。
- 送り先の国(地域)
- 封筒の重さ
- サイズ(定型 or 定形外)
軽くて小さい手紙なら、100円台〜300円くらいで送れることも多いです。
たとえば、25gまでの封書なら、アジア向けは110円、ヨーロッパや北米向けは160円〜180円程度が目安です(2025年現在の相場)。
でも、「これで本当に大丈夫?」と不安なときは、素直に郵便局に持ち込むのがベスト!
重さを測ってもらって、その場で料金を教えてもらえば、
「切手が足りなくて返送されちゃった…(涙)」という残念なミスも防げます。
ちなみに筆者は、手紙を書いたら郵便局でちょっと相談するようにしてます。
そのほうが安心感もあるし、職員さんにちょっとしたアドバイスをもらえることもあるんですよ〜。
そもそもエアメールって何?その基本とちょっと面白い歴史をのぞいてみよう
「エアメール」って聞くと、ちょっとレトロで海外っぽい響きがありますよね。
でも実際は、いまでもしっかり活躍している郵便サービスなんです!
簡単にいうと、エアメール(航空郵便)とは、飛行機を使って国際間の郵便物を届けるサービスのこと。
海や大陸を越えて、手紙や書類を短時間で相手に届けられるのが大きなメリットです。
最近はLINEやメールが主流になったとはいえ、エアメールの「速さと信頼性」は今も健在。
特別な相手に手紙を送りたいときや、重要な書類を国際的にやりとりするときなどに、今でもよく使われているんですよ。
始まりはインドだった!? エアメールの誕生物語
エアメールの歴史は意外と古くて、はじまりはなんと1911年のインド。
この年、アラハバードという場所で開催された「万国郵便博覧会」のイベントとして、飛行機を使った郵便の試みが初めて公式に行われました。
そのとき、約6000通の手紙が飛行機に乗せられ、ナイニ・ジャクソン駅まで運ばれたんです。
この出来事が、世界初の公式な航空郵便とされています。
今のような空港もなかった時代に、飛行機で手紙を送っちゃうなんて、ちょっとロマンがありますよね。
ここから航空郵便は、飛行機の進化と共にどんどん世界に広がっていくことになります。
飛行機の進化とともにエアメールもスピードアップ!
初期のエアメールは、当然ながら小さな飛行機で運ばれていました。
当時は天候の影響も大きく、運航も今ほど安定していなかったため、配達も時間がかかることがありました。
でも、飛行機の技術が進化すると、輸送スピードは一気にアップ!
今ではジェット機で大量の郵便物を高速で世界各国へ届けることが可能になっています。
「飛行機って、やっぱすごいな…」と改めて感じさせてくれますね(笑)
よく見かける「PAR AVION」の意味、知ってた?
エアメールの封筒でよく見る「PAR AVION」という言葉、これって何語かご存知ですか?
実はこれ、フランス語で「飛行機で(By Air)」という意味なんです。
昔はフランス語が国際郵便の共通語として使われていた時代があり、国際郵便を取りまとめる機関「万国郵便連合(UPU)」が、この表記を標準として定めました。
この「PAR AVION」と書かれていることで、郵便物が航空便として扱われることが明確になるので、ちゃんと飛行機に乗せて運んでもらえるわけです。
ちなみに英語で「BY AIR MAIL」と書くのもOKですよ!
いまどきエアメールって使うの?意外とまだまだ現役です!
デジタル時代の今、「手紙なんてもう使わないのでは…?」と思うかもしれません。
確かにメールやSNSで連絡がとれる時代ですが、エアメールは今も一定の需要があります。
たとえば――
- 海外に住んでいる友人への誕生日カード
- 国際的なビジネスでの契約書や重要書類
- 公的な文書のやりとり(たとえばビザ申請関連など)
こういったケースでは、スピードと信頼性が求められるため、エアメールが選ばれるんです。
「ちゃんと届いてほしい」ってときには、やっぱり航空便が安心感あるんですよね。
それに、手紙の良さって、“手間をかけてくれた感”が伝わるところ。
書いた人の温かみが感じられて、もらった側のうれしさもひとしおなんです。
まとめ|エアメールは意外とカンタン!大切なのはサイズと書き方の基本を押さえること
ここまでお読みいただきありがとうございました!
「エアメールってなんだかハードル高そう…」と思っていた方も、少し身近に感じられたのではないでしょうか?
実は、特別なエアメール専用封筒がなくても、市販の封筒で全然OK!
封筒に「AIR MAIL」と書くだけで、ちゃんと国際郵便として扱ってもらえます。
あとは、宛名をローマ字 or 英語で記入し、詳細な住所 → 地域名 → 国名という順番で書けばバッチリです!
▼エアメールの基本チェックポイントまとめ
チェック項目 |
内容 |
封筒の種類 |
市販の普通の封筒でOK(赤青ストライプ封筒ももちろん可) |
表示 |
「AIR MAIL」明記を忘れずに |
宛名の記載言語 |
英語またはローマ字 |
書き順 |
小さい情報から大きい範囲へ(日本とは逆) |
切手の位置 |
封筒の右上に貼る |
サイズ・重さ |
郵便局の基準内に収めること(オーバーすると料金アップ) |
デジタルが主流の時代だからこそ、手紙ってかえって新鮮で、送る側も受け取る側もほっこりするんですよね。
特にグリーティングカードや手書きのメッセージは、相手の心にしっかり届きます。
そしてなにより、「海外まで自分の手紙が届いた!」という実感もじんわりうれしい。
最初は書き方に戸惑うかもしれませんが、1通出せばすぐ慣れます。
お好きなレターセットやお気に入りのカードで、ぜひ国際的な交流を楽しんでみてくださいね♪
この小さな一通が、誰かとの距離をぐっと縮めてくれるかもしれませんよ!